ギター初級!パワーコード編②
【パワーコードと指板】
前回はパワーコードの押さえ方を解説しました。
今回はパワーコードを自由に使うためのコツを紹介します。
まずは以下の指板図で、6弦と5弦の8フレットまでの音の位置を覚えましょう。

パワーコードは、同じ形のまま位置を移動するだけで、
いろいろなコードを弾くことができます。
それでは、いくつか例をあげてみましょう。
■例① Gのパワーコード
指板図の「G」の場所、6弦3フレットを人差し指で押さえます。
次に隣の弦の2フレット先、5弦の5フレットを小指(または薬指)で押さえます。
これでGのパワーコードの完成です。

■例② Aのパワーコード
パワーコード編①で解説しましたが、
指板図の「A」の場所、6弦5フレットを人差し指で押さえ、
隣の弦の2フレット先、5弦の7フレットを小指(または薬指)で押さえます。
他にも、「5弦の開放弦+4弦の2フレット」
これもAのパワーコードです。
この場合は人差し指で4弦の2フレットを押さえます。

■例③ Bのパワーコード
Bは指板図を見ると、6弦と5弦の2か所にあります。
そのため、Bのパワーコードには2パターンの押さえ方があります。


Bのように、6弦・5弦のどちらにも同じ音がある場合は、曲の前後の流れで弾きやすいほうを選びましょう。
このように、違う弦なのに同じ音が出ることを「異弦同音」といいます。
そのため、同じパワーコードでも弾き方が1つだけとは限りません。
曲の流れに合わせて、押さえやすい場所を選べるようにしましょう。
【#と♭】
・#(シャープ)は半音上がる、という意味です。ギターの場合だと1フレット上げると半音上がります。
・♭(フラット)は半音下がる、という意味です。ギターの場合だと1フレット下げると半音下がります。
■例④ F#のパワーコード
Fから半音上がるので、F#は「6弦2フレット」を人差し指(基準)で押さえ、小指を追加します。
■例⑤ G♭のパワーコード
Gから半音低い音なのでF#と同じ「6弦2フレット」を人差し指(基準)で押さえ、小指を追加します。

【F#・G♭?】
名称は違いますが、音は一緒です。
今の段階では『おにぎり』と『おむすび』の違いだと思っておけば大丈夫です。
【パワーコードを弾けるようになるメリット】
・指2本で押さえられる
・同じ形を移動するだけで、ほとんどの曲が弾ける
・覚える音は全部で12種類だけ
【コードのネームの先のmとか7とか書いていたら?】
パワーコードは、コードネームの最初のアルファベットだけを見れば弾くことができます。
○mや○m7などの小文字や数字は、今は気にしなくて大丈夫です。
つまり、12種類の基準の音の位置を覚えれば、U-FRETなどのコード譜を見ながら、
好きな曲をパワーコードで演奏できるようになります♪
【例外】
ただし以下のコードだけは別途対処が必要です。
『aug、dim、m7♭5、分数コード』
まずは6弦と5弦の音の位置を覚えて、いろいろな曲でパワーコードを試してみましょう!
【まとめ】
今回は、パワーコードを自由に使うための指板の見方や、音の位置について解説しました。
パワーコードは、指板図の場所を覚えることで、同じ形のまま移動してさまざまな曲で使うことができます。
最初は6弦・5弦の音の位置を覚えるのが少し大変に感じるかもしれませんが、よく使う場所から少しずつ覚えていけば大丈夫です。
パワーコードを使えるようになると、ロックやポップスなど幅広いジャンルの曲を、より自由に演奏できるようになります。
当ギター教室では、初心者の方にも分かりやすいように、コードの仕組みや指板の見方から丁寧にレッスンしています。
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